十五世紀には既にあったという、バリで一番古い奉納舞踊劇です。
この舞踊劇では400年前からずっと変わらず古代カウィ語(Basa Kawi)が使われていますが、チョンドン(Condong)、トゥラス(Turas)、プナサール(Panasar)役はバリ語を使うこともあります。
演じられる物語は、ジャワの歴史物語マラット(Malat)から、パンジ(Panji)物語、ロンゴラウェ(Ronggolawe)物語などが取りあげられます。ガンブーは、他の舞踊劇と比べて言葉の面で難しいうえに、その踊りの技術の修得も困難と言われています。しかし、「文学」「舞踊」「芸術」のあらゆる要素が含まれており全ての古典バリ舞踊の原点・源となっているといわれています。
上演の際には、ガムラン ガンブー(Gamelan Gambuh)(=プンガンブー)というペログ・サイー・ピトゥ(Pelog Saih Pitu)音階のガムラン編成が使われます。上記写真にあるように、巨大な竹笛が使われるのが特徴です。
主な登場人物は以下の通り
Condong | Kakan-kakan | Raja Putri | Panji | Rangga | Sri Ajin Melayu | Gunung Sari | Wiranan Taja | Prabu Gelang | Prabu Melayu | Bagawan Melayu | Prabu Lasem | prabu manis | (angga sibya) | patih manis | Kadean-Kadean | Arya | Prabu Keras | Prabangsa | Demang | Tumenggung | Semar | Turas | Togog | jabung | Potet | Lelucon
ウパチャラ レシ ヤドニャにおいて踊られますが、オダランなどに於いても奉納される他、貴族などの結婚式や 火葬 の際にも上演されます。ギアニャール(Gianyar) 、カランガッセム(Karangasem) 、バドゥン(Badung) 、デンパサール(Denpasar) 、タバナン(Tabanan) 、ブレレン(Buleleng) 地方で行われています。
バリ人でも目にする機会が少ないガンブーですが、観光用にダイジェスト版を見ることができます。
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