クビャール ドゥドゥック

舞踊の名称:Kebyar Duduk
音楽作曲者:I Wayan Sukra
舞踊創作者:I Ketut Mario
作品創作年:1925年 (1915年説あり)

kebyar duduk

ドゥドゥッ(duduk)は座るという意味で、 この舞踊は、そのほとんどのパートが座った体勢で踊られます。

ガムランの音に合わせて、座ったままの姿勢で回転したり、すばしこく動き回っていますが、 実はこの時、両足はスネの部分で交差されており、かなりの痛みを伴うようです。座位のある舞踊は、 足の甲やくるぶしがタコだらけになるんですが、このクビャール・ドゥドゥックは、それに加えて向こう脛(ずね)・・・いわゆる弁慶の泣き所にも負担を掛けて踊るんです。

クビャール系の踊りは「男性が、男装した女性を表現する」というのが日本では定説になっているようです。(「女装」と書いてあるものも多いですよね)

様々な解釈があるようで、ちび太が有名なバリ人舞踊家に聞いた説だと「自分が習った時には、クビャール・ドゥドゥックはアルジュナの姿だと教えられた。」と言うことです。囚われたアルジュナが、縄を解こうともがき苦しむ様子だから座ったままなんだ、と。だから、思いっきり男舞踊でオカマの要素は皆無。オカマ説は偽説だ!と言い切られました。

真顔で熱く語られると、そうか、これが正しい説なんだ!と思ってしまいますが、他所でその話をすると「あの人が習った先生は、創作者の故マリオ氏から一切習ったことがない踊り手・・・なので、マリオ氏の意図したクビャール・ドゥドゥック舞踊とは異なるカモよ?」と諭されました。

バリ舞踊は、こういう風に、踊り手によって、どんどん進化(というか個人の解釈で変化)するものなので、なかなか「これが正統派!真実です!」とは、言えません。 それを判ったうえで、このサイトも読み進めて下さい。時々批判してる人がいるんですが、学者の本だけがバリでは無いんです。

バリなんですから、1m移動したら、文化慣習が違うんですよ・・・と。

下の写真、本当はクビャール・トロンポンのものですが、クビャール・ドゥドゥックも衣装は同じっぽいです。

クビャール ドゥドゥック , Kebyar Duduk バリ舞踊、バリダンス用語

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