バパン・サリ 元旦バリ島公演

音ハ、心ヲ紡ギ 人ヲ結ブ。

2013年の元旦、日本の バパン・サリ・グループ が、バリ島に於いて公演を行いました。

バリ芸能を学ぶバパン・サリ・メンバーが、自分達をここまで導いてくれた師匠や
友人たちに感謝の意を込めて、この御礼公演を企画、メンバーによって昨年8月から着々と準備が進められていました。

バパン・サリは、日本で活動するバリ・ガムラン&舞踊グループですが、今回の公演は、日本からバリ島へやって来るメンバー以外に、バリ島在住の日本人、そしてバリ人達も参加して、賑やかに行われます。

この公演に、 f (kadek ferry) と m (mayumi inouye) も声を掛けて頂きました。
m は、12年前のバパン・サリ第一回バリ島公演に演奏者として参加しており
その「御縁」で、夫の f も今回この第二回バリ島公演で演奏者として
また m は今回は舞踊家として、微力ながらもお手伝いさせてもらうことに。

Bapang Sari rehearsal  on December at Mas Village
Bapang Sari rehearsal on December at Mas Village ::: photo by U.A :::

バパン・サリについて
バパン・サリは、通常のガムラン・グループとは少し異なり、活動拠点を持ちません。
スタジオや、定期的な練習もなく、どこかで公演を行う事になると、日本各地から有志が公演地へ集まってきます。
また、上手な演奏家や舞踊家を選抜してメンバーとしているわけでもありません。
バリ島ウブドで、バリ芸能を通じて偶然に知り合ったメンバー数名が、練習のために一緒に叩き始めた十数年前、その初期の頃から一貫して、すべて「御縁(JODOH)」のみで成り立っているグループです。

メンバーが、この人は!と思う人に声を掛け、また、その人が、次の人に声を掛け・・・
あるいは、バリ島の師匠の元で練習中に兄弟弟子として知りあった、気の合う人に声を掛け・・・「御縁」「フィーリング」や「繋がり」といったものを、とても大切にしています。
「バリ芸能が何よりも大好き!叩くこと、踊る事が楽しい!」 という情熱を持つメンバーで構成された、熱い集団。それが、バパン・サリ

Bapang Sari rehearsal  on December at Mas Village
Mr. I Ketut Cater / Bapang Sari’s Gurdian and Teacher

 

元旦の公演には、年末年始の休暇を使って、メンバーが日本各地から集まって来る事になっていて、公演のちょうど一週間前に、日本から演奏者の第一陣がやってきました。
指導からオリジナル曲の作曲まで行ってくれる素敵な先生 チャタル氏(I Ketut Cater)の下で、練習の開始です。
練習に向けて、マス村のウィナジャ氏から、楽器と練習場所を提供してもらいました。
いつもは別々の楽団で叩いているメンバーが、数日の練習で、異なるコテカンや演奏パターンを公演用に統一させるのですから、朝から夕方まで、みっちりと、脳が「まいった!」と言うまで、練習が続きました。
練習に熱が入りすぎて、飲食を忘れ、皆、生姜飴1粒だけで過ごした事も・・・

Bapang Sari rehearsal  on December at Mas Village
Mr. I Wayan Winaja and his family helping us for rehearsal !!!

 

日を追って日本から到着するメンバーも増え続け、
出演者全員が集まっての合同練習は、年の暮れ12月30日と31日に行われました。
公演会場となるプリ・アグン・プリアタン王宮を、そのままリハーサル会場として準備して頂きました。
雨季まっただ中のバリ島では、メンバーが来た公演一週間前から、毎日雨天。
30日も、31日も、曇りか雨で、公演開催時間と同じ夕刻頃は、必ず雨模様。
心配しながら、野外ステージと屋内ステージの両方で、立ち位置練習が何回も行われました。

Bapang Sari rehearsal  on December at Mas Village
rehearsal of Bapang Sari

 

「バリと日本の架け橋」をめざすバパン・サリ
いつもは日本に数多くのメンバーを持ち、バリ芸能を日本の方に見てもらっているバパン・サリですが、今回は本場バリ島での披露。
バリ島在住のバリ芸能を習う日本人、メンバーの師匠、その家族達がバパン・サリのために!と出演者として参加。
日本人奏者9名、バリ人奏者8名、日本人舞踊家12名、バリ&日本人夫妻の御子女5名、小さなバリ人舞踊家も2名。
とても賑やかな編成です。
女性31名、男性5名。 3歳児から300歳(本人談)までの幅広い年齢層のメンバーでもありました。

演奏と舞踊についてのみでなく、その他多くのヘルプが、知人や友人によってなされました。
ガムラン楽器一式を準備してくれたり、気前よく食事を提供してくれたり、子供達の化粧の手伝いや、練習場の確保、ちらしの配布や宣伝の手伝い等々
数えたらきりがないくらいです。
事情で参加できなかった、数多くのメンバーの方からも、応援のメッセージや電話、温かい声援を頂きました。
本当に色々な方達のお手伝いによって、この公演が徐々に形になっていきました。

Bapang Sari rehearsal  on December at Mas Village
Check script for MC

 

元旦公演当日
2013年1月1日16時 前日まで雨続きだったバリ島。
朝のリハーサル中も雨の為に野外ステージが使えず、屋内ステージでのリハとなったのですが、不思議な事に、夕方前には小雨になりはじめました。
さらに公演中は、ずっと曇り・・・足を運んでくださった御客様には、太陽に照りつけられる事も、雨に濡れる事も無く、涼しい状態で野外ステージでの観賞をして頂く事がでました。
そして、公演終了後、ガムランを移動させていると、突然の大粒の雨。
この時、メンバー全員、公演中はバリ島の神様が、外国人が頑張ってる姿を見に降りてきて見守ってくださっていたのだ!と大喜びしました。

BUDAYA BALI

BUDAYA BALI
Bapang Sari Original Instrumental
Composed by I Ketut Cater
第二回バリ島公演 演目

  • ルジャン・デワ舞踊
  • 楽曲 ブダヤ・バリ (チャタル氏作曲)
  • パニャン・ブラマ舞踊
  • バリス舞踊
  • レゴン・クラトン舞踊
  • マルガ・パティ舞踊
  • テレック舞踊
  • 楽曲 ギラック

公演後は抜け殻のようになった。と、多くのメンバーが述べていました。それだけこの公演に向けて全力を注いだのだと思います。
少しだけ間違えたと悔やんでいたメンバーもいましたが、しかし、どの顔も非常に満足そうでした。
公演メンバーとして参加させてもらった fm も、バパン・サリの名を汚さないよう、ベストを尽くしました。
また、バリ人と日本人との間に生まれた、可愛らし~い踊り子5名も、この日に向けてウェルカム・ダンスを練習し、初デビュー。
微笑ましい雰囲気が会場を包みました。

「この公演を観た方が「楽しかった!」と思って頂ければ、それがこの公演の成功!」
というバパン・サリ代表者の言葉がありました。
御客様には、本当に楽しんでいただけたのではないかと思います。
そして自分達も、御客様と一緒に楽しみながら演奏&舞踊ができました。
また、楽しい仲間と一緒に楽しく演奏&舞踊の機会を我々 fm に与えてくれた、バパン・サリの方々にも感謝いたします。

Bapang Sari rehearsal  on December at Mas Village
Bapang Sari Performance 2013 Bali ::: photo by Chieko Maeda :::

年末年始のバリ島旅行で、滞在時間が限られているにもかかわらず、かなり大勢の日本人観光客の方が、公演会場へ足を運んでくださっていました。とても、驚いたのと同時に、有り難いことだと思いました。
また、第一回公演の時にも観てくれていた御客様も数名おられました。嬉しい限りです。

公演が滞りなく行えるように助けてくれた多くの友人たち、会場へ来られなかったけれど、祝辞をよせてくれた多くの方たち。
無事に公演が終わるのを見届けてくださったバリの芸能の神様に感謝を致します。

Matur Suksma!

ガムラン演奏(一部ABC順)
Eiko Fujita
Harumi Maki
Kazuko Uryu
Maki Sera
Makiko Sato
Mariko Adachi
Mariko Murakami
Mihoko Ueyama
Yuriko Ito
I Ketut Cater
I Wayan Winaja
Ni Kadek Winyani
I Kadek Jati
Yande
Ni Luh Putu Winda
Ni Komang Sraya
f (kadek ferry)
舞踊(一部ABC順)
Akiko Utaka
Ayumu Abe
Chie Miura
Chisa Shioya
Jyunko Kanno
Kazuko Kimizuka
Keiko Moriya
Miyuki Yamada
Rie Kobayashi
Taeko Ohara
Tomomi Sugitani
mayumi Inouye ( m )
AA Ayumi Kumaladewi
AA Natsumi Kusuma Putri
Asuri Inoue
Ni Kadek Okta Viani
Ni Komang Santika Dewi
Ni Putu Mika Lestari
Ni Putu Wulan Prasanti
バリ・バムランとバリ舞踊の先生方
Agung Deja
AA Anom Putra
AA Manik Anggraeni
AA Oka Sri Anggrimawati
AA Raka Kusumawati
Cok Istri Padmini
Cok Istri Putri Rukmini
Jero Puspawati
I Ketut Cater
I Ketut Sukayana
I Wayan Jayamerta
I Wayan Sanglah
I Wayan Sumentra
I Gusti Agung Mas Susilawati
Ni Gst Ayu Sukmawati
Ni Nyoman Candri
N.L.N Swasthi Widjaya Bandam
Dr.I Made Bandam
その他お手伝い頂いた方々

Ai Gunji (MC)
Tomoko Saiki (MC)
AA Istri Wirati (公演会場確保、有難うございました)
I Wayan Purwanto (企画段階から本当に沢山のお手伝いを頂きました)
IB Oka Wirjana (ガムラン楽器貸与、有難うございました)
Winaja Family…. (練習用ガムラン楽器貸与と練習場所の提供、有難うございました)

その他ここに書ききれない多くのお手伝い頂いた方、我々に飽くこと無く指導を続けてくれるバリ芸能の先生方、感謝いたします。

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