バンジャール・カラー青年団 創立記念日

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第35回マラガウィ創立記念日への、スリ・パドマからの参加者

今年、バンジャール・カラー地区の青年団が、35回目のお誕生日を迎えました。 この組織は、正式名称を「クマラナ・ウィジャヤ」といい、マラガウィ青年団と省略したニックネームで親しまれています。

バリ島のカレンダーでガルンガン祭の翌日にあたる日が、この青年団組織の創立記念日。 バンジャール・カラー地区に住む高校生から20代の男女が所属しており、創立記念日には全員参加で、毎年いろいろな行事が行われます。
2年に一回は、新青年団長(今回2015~2017年度)の就任式も兼ねており、今回のように大きなイベントを用意します。

お気づきでしょうか? 我々トゥナス・マラガウィ舞踊団(TMG)の名前は、この青年団マラガウィから頂いたものなのです。
トゥナスという「小さな」とか「芽」という意味の単語を足してあり、これから大きく育って、マラガウィ青年団に進んでいく子供達というニュアンスもあるのです。

そんな、お兄さん、お姉さん達の青年団35回目のお祝いに、トゥナス・マラガウィ&スリ・パドマは、演奏と舞踊で参加して、舞台に華を添えました。

「トゥナス・マラガウィ」

トゥナス・マラガウィ楽団と、カウィ・スワラ楽団による演奏で、招待客を迎えます。プリアタン村の各地区(バンジャール)の要人、プリアタン村の役人、ウブド郡の代表など、偉い方々が招待客なので、緊張しました。

「スリ・パドマ」

イ・マデ・スカンダ フューチャリング TMG
音楽家のスカンダ氏が、コラボレーションの手伝いをしてくれました。

1. グンドゥル・グンドゥル・パチュル(ジャワ島)
スカンダ氏の指導の下、スリ・パドマのガムラン演奏と f (カデ・フェリー)のキーボード演奏によるコラボレーションで、ジャワの民謡「グンドゥル・グンドゥル・パチュル」を披露。
グンドゥルは、毛のない頭のこと、パチュルは、鍬(くわ)のこと。ちまたでは、禿頭の農民の歌となっているらしいですが、実は、頭は尊敬される者の比喩で人の栄光をあらわし、髪の毛は、王冠など頭を飾るものの比喩。
リーダーという名称が、庶民のために働く者の代名詞と言うのであれば、王冠をつけた者でなく、鍬を持って畑を耕し収穫を行う人こそ庶民の為のリーダーという名称にふさわしいではないか。という隠喩の歌だそう。

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楽曲グンドゥル・グンドゥル・パチュル
イ・マデ・スカンダ氏(中央の黒いポロシャツ)

2. フア・ムーラン(中国)
創作舞踊「フア・ムーラン」は、プトゥリと呼ばれる曲に合わせて踊られました。このプトゥリは、イ・ワヤン・ガンドラ氏によって創られた古いメロディーで、その息子であるスカンダ氏の手によって、復活させられた曲です。
これも、スカンダ氏の指導の下、スリ・パドマが演奏をして、 m (井上真由美)が踊りました。
中国の雰囲気を演出するために、以前カン・チン・ウィーの演目で使った衣装をひっぱりだして着用。

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舞踊:フア・ムーラン
自分の生徒の演奏で踊ることが出来て、幸せな気分の m

「トゥナス・マラガウィ 第三部」

キーボード演奏による童謡と踊り

1. ラトゥ・アノム(バリ島)
バリ島の庶民に親しまれているラトゥ・アノムという曲を、 f (カデ・フェリー)の生徒「ウィナ」君がキーボードで演奏、トゥナス・マラガウィが歌を歌い、年少メンバーによる振り付けも入ります。

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童謡 ラトゥ・アノム

2. ザ・クイーンズ・オブ・マハバラタ クンティとドゥルパディ(インド)
パンダワを勝利に率いた勇敢な国の指導者ユディスティラ、怪力を持つビマ、政治にたけ様々な能力を持ったアルジュナ、そして偉大なナクラとサハデワ。その裏側では、女性も重要な役割を果たしていました。母のクンティと、妻のドゥルパディです。
マハバラタの物語で、この二名の女性は、エレガントで美しいというだけでなく、国政への影響を持つほど賢く、気丈な性格で、男性に対しても立ち向かう勇気を持っていました。また、そういう強さだけでなく、ダルマの教えに忠実な女性としても描かれています。
この二名の女性像を描いた舞踊を m が創作し、トゥナス・マラガウィの踊り手に踊ってもらいました。
舞踊は、ガンジス川で沐浴をするシーンから始まります・・・。

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ザ・クイーンズ・オブ・マハバラタ(クンティ&ドゥルパディ)
このテーマを選んだのは、インド製のマハバラタの番組がインドネシアでテレビ放送され、周囲が皆この物語にはまって、トレンドとなっていたからでもあります。

トゥナス・マラガウィ以外にも、この創立記念イベントへ、数グループの参加がありました。
カラー地区婦人会によるコーラス、青年団の女性部デアリによるモダン・ダンス、そして、青年団男性によるゲンジェックという歌を交えたお笑い劇です。

マラガウィ青年団、おめでとう!!
これからも、活躍してください。

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