スリ・パドマTV出演 (トゥナス・マラガウィ舞踊団)

ある日、 f (kadek ferry) は、記者をやっている友人から電話をうけた。
ウブドについてのドキュメンタリー番組を撮りたいテレビ局があるのだけれど、出てみないか?という内容だった。
ネット・メディアタマというテレビ局で放映されている「インドネシア・バグース」という番組で、そのウブド編という話。

ウブド全般を扱うのは、幅広すぎて難しいのでは・・・と、戸惑ったものの、制作スタッフの方々と連絡を取り、以前のエピソード作品を見せてもらった所、彼らの方向性がわかり、これは受けたほうが良い作品だ。と感じて、撮影に入った。

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寺院で奉納画をながめる f

セミ・ドキュメンタリーなので、普通の様子を撮るから、通常通りの活動を。
ということで、制作スタッフがウブドに到着した日は、ちょうど日曜日でもあり、まずは fm (mayumi inouye)が、バリ芸能を指導しているスリ・パドマ&トゥナス・マラガウィ舞踊団の練習の撮影となった。
そして練習は、そのまま我々と生徒達とが、夜の定期公演で舞台に出てるシーンへと繋がる。
ここ数年、私たちが教えてきた生徒も、成長し、上級生は既に定期公演へ出演するまでになっているのだ。

バリ芸能は、ただのアートでなく、宗教と切り離せない関係にある。
番組では、バリ舞踊公演でガムラン楽器に供えられるバンタンというお供え物を扱い、それから、毎日の生活でみかけるチャナンという小さなお供え物に流れていく。
また、神々のために、寺院に奉納する宗教絵画や、やはり神々のために芸能として奉納する演奏に使われる楽器の作り方や彫刻にまで展開する。

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ガムラン楽器へ供えられるお供え物。演奏前にも必ず祈りがおこなわれる。

バリ・ヒンドゥー教徒にとって、アートと宗教は、切り離せないもの。
ヤシの葉で美しく編まれたお供え物も、華やかなバリ舞踊やガムランの演奏も、それに使われるガムラン楽器も、そして絵画や彫刻に至るまで、バリ島では、あらゆる美しいものは、全て、神々のための御供え物という位置なのだ。

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バリ伝統画家のイ・クトゥット・マドラ氏 氏の作品は多く寺院に奉納される
我々が訪れたとき、ちょうどこの絵を描き終える頃だった

TV Bali Japan TV Bali Japan
ガムラン楽器製作 鍵盤の鍛造(左)台座の彫刻(右)

この番組、ただウブドを紹介するというのでなく「 f とのつながり」というのを撮りたい。と何度も言われた。 f の日常生活から、舞台へ、その舞台のお供え物から、祈りへ、そして寺院。寺院から絵画へ。最後に f が使う楽器。

ウブドの番組ということで、某レストランや、ハリウッド映画の撮影にも使われた「モンキー・フォレスト」などウブド内で有名な場所を事前に連絡しておいたのだが、彼らは、旅行番組にはしたくないから、それは撮らないという。
番組内で水先案内人になる f と関連のある場所を強く希望されたので、それでは、と、演奏仲間の住むプトゥル村へ案内した。

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ウブドのプトゥル村

完成した番組を見て、あることに気がついた。
訪れた村での白鷺の群れ、散歩中に撮った田んぼのすずめ
そして、 m が羽を持って踊る「ガルーダ」の姿
どれも、鳥に繋がっている。
さらに、夜の公演で生徒達が踊っていた白い衣装の古典舞踊も、白鷺をモチーフにした舞踊だ!

スタッフと楽しく一緒にあちこち廻って撮っただけのシーンなのに、知らず知らず、見事に繋がっている。

最後のシーンで一緒に演奏している方も、途中で画家として出てくるクトゥット氏。流れがきちんとあるのだ。

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スリ・パドマ舞踊団の生徒達、夜の公演へ向けて白鷺の舞踊「レゴン・クントゥール」の練習中

撮影も無事に済み、ジャカルタでの編集の後、放映に至った。
バリ島の民放では放映されていない番組であったため、後日フィルムを頂き、あのバリ舞踊を練習していた生徒たちと一緒に f studio で、上映会をした。
みて!この嬉しそうな顔!!!
友だちの誰が画面に映っても、大笑い、大騒ぎ。

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スリ・パドマ、みんなでテレビ観賞!!

友人のワワン、そして撮影隊の ロビー氏、ヤスミンさん、ワヤン氏。日本語版の許可を下さったインドネシア・バグースの関係者のみなさん。
一緒に出演してくれた様々なウブドの方々にも、感謝の言葉を述べたい。
Matur Suksma!

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