バリ舞踊の衣装を簡単解説! わかばマークさん向

衣装の名前解説

写真は、バリ島の宮廷舞踊である、レゴン舞踊の主役「ラッセム王」です。

legong レゴンは宮廷舞踊レゴンの主役。ラッセム王もランケサリ姫も同じ姿で踊りの振り付けや表情で配役の違いを表現しなければならない。

(1) 頭には「グルンガン」という冠をかぶります

(2) 耳には大きな耳飾り「スバン」をつけます(写真では隠れています)

(3) 扇子は、バリ舞踊でよく使われるアイテム 名前は「キパス」

(4) 首には「バドゥン」という首飾り状のものをかぶります。

(5) レゴン舞踊の場合、チョッキに似た「シンピン」という皮の肩飾りも着用

(6) 胸をキツク締め付ける「トゥトゥップ・ダダ」は、一番最後につけます

(7) 前掛けの様な長いものは、「ラマック」です

(8) 腰から胸にかけて、「サボクニン」という金箔模様のかかれた10cm幅の帯をグルグル巻いていきます

(9) 手首と二の腕(写真にはありません)には腕輪をします。名前は「グラン」

(10) 腰の飾りは「アンポアンポ」です。「クェール」という飾りを腰から垂らします。

(11) 上着と、腰に巻く布(サルン)には、金箔で模様が描かれています。

バリ舞踊の化粧法

おおまかな順番です。アイシャドウの後に眉毛を描く人も多いです。

legong レゴンは宮廷舞踊レゴンの主役。ラッセム王もランケサリ姫も同じ姿で踊りの振り付けや表情で配役の違いを表現しなければならない。

(1) リキッド・ファンデーションで顔全体に塗る

(2) バリ舞踊の定番色「フィファのパウダー5番」の粉を、これでもか!という位、顔に叩き付ける。塗るというより、載せる!

(3) チークを、ほほ、おでこ、あごの3箇所に入れる

(4) 眉毛を、とにかく「太く!太~く!」描く

(5) アイシャドウは、黄色(または白)、ピンク、ブルーの三色

(6) アイライナーで、目の周りをグルリと隈取ると、突然、バリ舞踊の顔に変身!

(7) リップスティックをぬる

(8) 第三の目「チュンダ」を、額に描く

(9) 髪型を整え、衣装を着る

■こんな記事も読んでね→ 化粧師ちび太のお仕事