ペンジョール ガルンガン祭の準備

making Penjor Galungan

スプリング・スクール・ウブドの駐車場

ガルンガン大祭の前に、バリの人々はペンジョールを作る。ペンジョールは竹などを材料にしたお供え(飾り)の一種で、ヤシの葉(ブスン)、ヤシの実(ニュー)、バリ菓子などを長い竹に巻きつけて飾りつけたものである。
普通の家庭だけでなく、大きな建物の入り口や、学校、会社の前庭、また商店の店舗前などにも必ず立てられる。

だから、観光でガルンガン大祭の前々日(この日に組み立てて設置する地方が多い)にバリ島にやってくると、道路の左右に竹とヤシで飾られたペンジョールが立ち並ぶ美しい風景を目にすることができるのだ。

スプリング・スクール・ウブドも例外ではない。ガルンガン大祭の日を迎えるために、ガルンガンの二日前「プニャジャン・ガルンガン」と呼ばれる日に、ペンジョールを作って立てた。

Buat Penjor Galungan

グルン・グルンガンと呼ばれるペンジョールの飾りのひとつ

この日はガルンガンの前の日なので、スプリング・スクール・ウブドの生徒たちは、女性の先生と一緒に寺院を訪れて、お祈りをすることになっており、スクールに残された男性の先生の手によって、ペンジョールが準備された。

Buat Penjor Galungan

さあ!立ち上げるぞ!

この写真に写っているスプリング・スクール・ウブドのペンジョールは、とてもシンプルなものであり、材料も最近の傾向である長持ちする乾燥葉でなく、生の葉を材料にしてある。シンプルといえども、お供え物として必要な部品(ペンジョールを立てるうえで必要な菓子類や実など数々の材料)は、全て完璧に揃っている。

Buat Penjor Galungan

ガルンガン大祭向けのペンジョール

みなさま、ガルンガン大祭と、クニンガン大祭、おめでとうございます!
Selamat Hari Raya Galungan dan Kuningan!