外国人講師としてセミナーに招待されました

Seminar Cinta Bali di Kampus Politeknik Negeri Bali

セミナー「Never Stop Learning to Love Bali」
写真資料:2015 MBP IV B Politeknik Negeri Bali

少し前の事になりますが、 m (井上真由美)が、ヌサ・ドゥア地区のキャンパスで行われるセミナーの講師として招待をうけました。
「Never Stop Learning to Love Bali」と題するこのセミナーは、国立バリ・ポリテクニックの観光ビジネス科4Bゼミの学生によって企画されたものです。

このセミナーは、二日間に渡って行われ、数人の講師が呼ばれ、バリ島でのこれまでの活動や、バリに対する思い、また、これまでの各自の経験を紹介しました。

Seminar Cinta Bali di Kampus Politeknik Negeri Bali

教授陣とセミナー企画委員長
写真資料:2015 MBP IV B Politeknik Negeri Bali

m は、そのセミナーで外国人講師の一人として選ばれ、バリ島の文化と芸術、主にバリ古典舞踊について語りました。
百人規模の大勢の聴衆の前で話すだけでも大変なのに、使うのは「インドネシア語」です。
セミナー後にはセッションもあるそうです。
引き受けたものの、重圧が・・・。

1時間30分も自分史を語るという事は、非常に困難だと前もって想像できたのですが、
活動の成果は、プロジェクター映像だけでなく、直接会場で紹介しても良いという記載があったので、教え子を同伴することにしました。
講演を行う合間に、スリ・パドマ舞踊団が、舞踊と演奏を持参する形にしました。

Seminar Cinta Bali di Kampus Politeknik Negeri Bali

f と生徒も参加して記念撮影

セミナー会場は机を並べて聴衆が100名程度の広さだったので、そう大きくありません。
楽器の配置を考えると、スリ・パドマ団全員は連れて行けないので、レゴン・クントゥールの踊り手5名、チョンドン舞踊の踊り手1名、そして f (カデ・フェリー)の7名に助っ人をお願いすることになりました。
また、 f にお願いして、このレゴン・クントゥールの踊り手達が、今回のセミナーに向けてチョンドン舞踊をガムランで演奏できるように、毎日練習をしてもらいました。

Seminar Cinta Bali di Kampus Politeknik Negeri Bali

生徒の演奏で、自分の作品「Putri」のワン・パートを踊る m
写真資料:2015 MBP IV B Politeknik Negeri Bali

母国語ではない言葉でセミナーを行うというのは、当たり前ですが、とてもとてもとても大変な事でした。
準備していた内容の半分も話せませんでした。
しかし、バリ古典芸能への熱い想いや、文化や宗教に対する考えは伝わったと思います。

講演の中で、
私たちが創設した舞踊団も5年目になり、有難い事に活動もどんどん大きくなってきた。
しかし、生徒に対して振り付けや理論をメインにした芸能を教える事は少しずつ成功しているものの、
自分が外国人であるが故に、生徒に『TAKSU』と呼ばれる、バリ芸能にとって一番大切なものを伝えるのが非常に難しく、苦戦して、それが原因で、時々何の為に教えているのか悩むことがある。」と話しました。

(「TAKSU=タクス」は、翻訳するのが難しい言葉なのですが、日本語の「魂」に近い意味だと思ってください。)

講演後のセッションで、聴衆者席に座っていた教授が挙手をされ、こう発言されました。
「悩む必要は全く無い。既にバリのTAKSUは伝わっている。自分は先ほどチョンドンを踊る生徒の姿を見て泣きそうになった」
この言葉に非常に勇気付けられ、これからもスリ・パドマ舞踊団の活動を続けていける自信がつきました。

今回は、貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

Aku Cinta Bali!


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